タミフルの正しい知識を身に付ける

タミフルの正しい服用方法

季節性のインフルエンザの対策薬として、タミフルが使用されます。タミフルはカプセルになっているものと、ドライシロップ状になっているものとがあり、子供にはドライシロップが使用されます。インフルエンザは1日から2日程度の潜伏期間を経て発症します。まず38度以上の高熱が出ることが多く、高熱に伴い倦怠感や関節痛、悪寒がしてきます。発熱から12時間以上たつと医療機関で検査を受けた場合、インフルエンザと診断されることが多いですが、早い場合や遅い時は検査を行ってもインフルエンザと判断できない場合があります。インフルエンザと診断されると、タミフルが処方されます。タミフルは1日2回5日間服用することが多いです。なお、カプセル状のため、効果がでるまでに30時間ほどかかることがあります。処方されたらその場で1回分を飲むか、帰宅後すぐに飲むようにしましょう。2回目は1回目の時間に合わせて、おおよそ12時間たったころに飲むようにします。発症から48時間経過してしまうと、タミフルの服用を開始しても効果を得ることはできません。これは、インフルエンザウイルスの増殖ピークが48時間だからです。タミフルはインフルエンザウイルスの増殖を抑える働きがあり、この働きによって解熱させたり、中耳炎などの合併症を起こしにくくしたりするので、必ず48時間以内に服用を開始するようにします。なお、早く治りたいからと言って6時間程度で2回目を服用してしまうと、体の中でウイルスを抑え込む抗体が増えてしまうので、逆に免疫力が下がり回復が遅くなります。また、回復したからといった服用をやめてしまうと、タミフル耐性型ウイルスが出現しやすくなり、2回目にタミフルを使用した場合、効きにくくなることもあります。指示された通りに使用することが大切です。